9 posts categorized "Books"

2009年5 月 4日 (月曜日)

「もったいない主義」 小山薫堂 幻冬舎新書




効率化や合理化といったことではなく、ムダなことかもしれないけど、常に「もったいない」と考える事によって、ユニークな視点が得られることがいろいろと学べる。

いろんな事象も先ずは、「もったいない」と思って「企画」を掘り起こしてみようと思わせてくれる一冊だ。

巷によくある、成功本とか、勝間本と違って、肩の力を抜きながら、おもしろいことを楽しみながら実践している小山薫堂のライフスタイルがにじみでている。

こういう生き方って思わずいいなあと思わせながらも、いやらしさが見えない点がとてもいい。


冒頭での「みんなが絶対に食べたくなるカレーの秘密」は、ブランド論としてのいい事例だと思った。
いかに、「感情移入」が「ブランド化」に重要だということを教えてくれる。

現場に居合わせて、カレーを食べた人は、とっても幸せだったことだろう。
普通のカレーが、あっという間に、世界で一番のカレーになったのだから。

そう、マリナーズのイチローが世界で一番好きなカレーを作った人が作るハウスのカレー。

これはとってもいいエピソードだ。イチローのお母さんも、山形までいって、カレーを作ったのだからすごい。

イチローにも、この話はきっと伝わるんだろうなぁ…。 メモメモ。

検索すると、あったあった!こういういきさつだったんだ。

イチローのお母さんのカレーは、息子の
バッティングスタイルにも似た寸止めの美学が

http://www.president.co.jp/dan/backnumber/2008/20080300/2467/2469/

思わず、こんな授業をおこなう、山形県の東北芸術工科大学企画構想学科に入学したくなった。


また、会社の受付も、呼び出し電話だけだと、客に対して失礼。かといって、受付専任の人を雇うのも大変。
そこで、受付をパン屋にしてしまったそうだ。

これは、かなりユニークを通り越して、それだけで話題になるオフィスだ。

パン屋さんの奥に事務所があるという。

パン屋「オレンジのバイテン」  

港区麻布台1-11-10 日総第22ビル 1F
TEL:03-3560-3725

ボクも思わず、「小山さんと15時の約束で来ました…」とパン屋の受付に言ってみたくなった。

【アイデアの作り方】

「勝手にテコ入れ」とは、頼まれてもいないのに、勝手にプランを頭の中で考える行為

土台は、このままじゃ、もったいないという精神。

もったいないから、もったいある方向へと企画を考えていく。


日光金谷ホテル N35号室 オレンジスイート にも宿泊したくなる。どこをどう、「もったいある」にしたのかがとても気になる。
栃木県日光市上鉢石町1300
TEL:0288-54-0001

日光までの特急列車も企画している。委員会方式でいろんな才能を集めて幅広くアピールしたという。

東武特急スペーシア
http://spacia.tobu.co.jp/


「人情タクシー」という企画もあるそうだ。乗ってみたい!

さらに、空きマンションを有効活用するために、「セコムからの挑戦状」という勝手にテコ入れを披露している。

セコムの社長室の人が読んだら、一度社長と会食しませんか?と誘いたくなるだろう。

いろんなヒントに満ちている。ベネチアの水上タクシーの人のウィンクから、「東京ウィンク」それを東京オリンピック誘致にと…。妄想のブレーキは壊れまくりで面白い。

日常や海外の非日常を、しっかりと企画に活かしている。いや、活かそうとしている。

この妄想力が、「料理の鉄人」や「ニューデザインパラダイス」のような、たかがテレビだけど、見終わった後に、なんらかの知識が得られる作品に仕上がっているようだ。

小山薫堂氏の妄想力を、もっともっと形にしていただいて、いろんな角度から、楽しませていただきたいと感じた。


「考えないヒント」




ホメパト サイト 東京スマートドライバー
https://www.smartdriver.jp/


「おくりびと」の脚本を参考にしたときの一冊が、「お葬式日記」 伊丹十三


こちらも参考までに
http://kunio.sblo.jp/article/12679375.html

滝田洋二郎監督は、ピンク映画出身だったんだ。だから差別される側の立場も描けたのだろう。

映画「おくりびと」に登場する「石文(いしぶみ)」は、向田邦子の「無口な手紙」というエッセイで知った。
「男どき女どき」に掲載されているエッセイ。




絵本となった「いしぶみ」



FM横浜 Futurescape
http://www4.fmyokohama.co.jp/future/
裏ポッドキャスティング 毎回1万ダウンロード

N35
http://www.n35.co.jp/

WebMagazine 一期一会
http://www.ikyu.com/magazine/spcl/essay/start.htm


dancyu 一食入魂
http://www.president.co.jp/dan/pickup/kundou/


2009年04月19日 テレビ東京 ソロモン流「小山薫堂」 テレビノートより

IMG_5459

テレビノートをつけなくても、情報はウェブサイトに…。でもノートしなければ頭に入らないからノートする。
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/back/090419.html

番組でご紹介した情報
小山さんの会社の受付のパン屋
「オレンジのバイテン」

港区麻布台1-11-10 日総第22ビル 1F
TEL:03-3560-3725

小山さんが顧問を務めるホテル
「日光金谷ホテル」

栃木県日光市上鉢石町1300
TEL:0288-54-0001

小山さんがおすすめするレストラン
「カンテサンス」

港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
予約・お問い合わせ TEL:03-5791-3715
(ご予約の受付は9:30~11:00および15:00~17:00)

小山さんがプロデュースするたこやき店
「たこやきらぼ」

大阪市浪速区難波中2-10-25
なんばCITYなんばこめじるし
TEL:06-6644-2663

赤坂のお気に入り割烹
「津やま」

港区赤坂2-14-7
TEL:03-3583-2482
※完全予約制です

船越さんが訪れたお店
「東京カレーラボ」

港区芝公園4-2-8 東京タワー内
TEL:03-5425-2900


2009年4 月15日 (水曜日)

本日の献本「MACPOWER 2009 Vol.1」 アスキーメディアワークス



株式会社アスキーメディアワークスのマックピープル編集部 Kさんからの献本。

1,280円でこのボリュームはすごいと思った。

まず、価格的には、P.137からの iPhoneアプリ開発キット
 「無償で始められるアプリ開発 Xcode3入門」だけでも1500円の価値あり。

ライティングは柴田文彦さん。

柴田さんといえば、数々の著書がでており、当然このXcode3もあと2か月もすれば3.000円台の本として発売されること詠んでいる。
ムックのいい点は、最新の情報が得られるところだ。

これでゴールデンウイークはこのXcode3入門で楽しめそう。 早く、iアプリの開発者としてデビューしてみたい。

今までボクが作ったものには、HyperCardでテレクラのフリーダイアルに自動で電話番号に電話をかけ、サンプリングした女性の声をクリックして、どれだけコンピュータと悟れずに店内の男性と楽しく遊べるかというソフト。
「ハイパーテレクラ」というスタックウェアでした。講演などで、不謹慎ですが、会場からアクセスし、聴衆が固唾をのみながら、テレクラでの電話の様子を笑いをこらえておりました。

今、iPhoneならば、さらに面白いことができそうです。
ただ、電話機能へのアクセスが許されていないと不可能ですね。近い将来、電話機能との連携できるiアプリができると、相当楽しいことができそうです。ソフトバンクさん、リスクを恐れず、クラウドソーシングすべき時代ですよ!。

ということで、Xcode入門チャレンジです。

今度は一度、アイデアはたんまりあるけど、作れない人と、作れるけどアイデアがない人などとの、共著というので、解説本ができてもいいですね。 (←半分、売り込みですみません)

さて、本篇での注目は、「スティーブ・ジョブズ伝説」。
これは、本邦初のMACWORLD キーノートの大特集!

あの感動のシーンが蘇ってくる。
また、毎回、イッセイミヤケのタートルだと思っていましたが、ベストの時やスーツの時もあったのを改めて認識しました。12年間、まったく同じファッションではなかったことにも驚きます。

ボクの持っているビデオや、nobiさんの撮影したビデオを付録にしたDVDも付けてもよかったですね。
おそらく、個人で昔からのジョブズの素材を権利関係をクリアして持っている人は少ないです。
ネクストの時のプレゼンビデオも8mmビデオでどこかにあったはず…。

なによりも、毎年のキーノートが丁寧に記録されている点を高く評価したい。
特に資料的な価値としてもありますが、ビジネス面での哲学もうまくまとまっています。
お、ライターは大谷和利さんだ。やはり彼の文章には、アップルにくじけそうになるボクにいつも勇気を与えてくれます。「iPodを作った男」の再構成。本で読むのと、大判の写真のついた雑誌で読むのとでは印象がこうもちがうのかと思う。タテ文字、ヨコ文字の差もあるだろう。まったく違った印象だ。

また、NASサーバーにするための構築ガイドも、気になる。WordPressは、まだそういえば挑戦していなかった。ただ、普段、端末で使わないマシンにするのはもったいないので、昔のPowerPCのG4でサーバーを構築する。
このツボは見事にはまる!G4&Tigerが生まれ変わるかどうかも、GWに間に合うかなあ?

Macユーザーで、連休をMac三昧という人にはどんぴしゃ!なチョイスだろう!

これだけの情報量を、1280円で読めるのは、Toast 10とFileMaker Pro10のレビューのおかげかも!感謝!

2009年2 月 7日 (土曜日)

ボスは14歳 「デジタルネイティブ 次代を変える若者たちの肖像」



NHKスペシャルで放送された番組「デジタルネイティブ」が書籍化された。

三村忠史さんも倉又俊夫さんも存じているだけに、この番組がテレビで伝えられる要素は、なんとなくデジタルネイティブというジェネレーションが存在しているというところを、まずは伝えられれば成功というニュアンスを持って、番組を見させていただいた。本当は、シリーズで追いかけ、彼らの変化がいろんな場所で、変化を起こしているという月1本の特番スタイルでやらねばならない規模なのである。


この書籍は、テレビをより深く理解し、テレビの側面情報を知ることができた。有料オンデマンドでは視聴できると思うが、この本を先に読んでからテレビを見たほうが「デジタルネイティブ」という概念の理解は深まると思う。

テレビを見逃してしまった人にとっては、この書籍をスタートとして読んだほうが良いと思う。近い将来、NHKもYouTubeのようなプラットフォームで再放送を視聴させたいと思うだろう。本当はしたくても、法規制側の問題なのかもしれない。

日本人の悪いクセだが、リアルネイティブな人たちは、何でも勉強という学習ツールのスタイル使って理解しようとする。試験で答えられる、上司に説明できるフォーマットに落とし込んでしまうことだ。

それは覚えただけであって、本当に理解したことにはならない。


むしろ、そんなことよりも、デジタルネイティブの行動をコピーし、自分の行動の中の自己の変化をアナライズすべきなのだ。違和感や非日常性が、何なのか?どういった意味を持つのかをを皮膚感覚でとらえた上で、勉強に重ねる必要がある。

ボスは14歳という、現在15歳のアンシュール・サマー君が、今回の主人公である。

彼とはYouTubeのファン同士になった。このテレビ番組を見て、すぐに彼のYouTubeビデオのサブスクライバーになったからだ。速攻で彼もボクのサブスクライバーになっていた。

きっかけは、テレビ番組である。しかし、ネットはリアルにそれらの関係性を結びつけてくれる。ボクにとっても、テレビは仮想(バーチャル)であり、ネットは現実(リアル)なのだ。
いつの日かボクはアンシュール君とリアルで会ってみたい。彼はその価値をあまり気にしないと思うが…。

アクセスのできないテレビはきわめて仮想的で、自由にアクセスできるネットは、リアリティーに満ちている。

「ボスが14歳とは、信じられなかった」とアンシュール君に雇われた30代のデザイナーは言う。「まさか、自分が14歳の子供にダメだしを出されていたとは…」と。

そう、今ままでの概念だと非常にショックな事なのである。14歳の子供は、ただバタバタ走り回るだけで何も社会のことを経験していないガキだった。少なくとも今までは…。

しかし、この本でも記述されているが、デジタルネイティブは、本は5000時間しか読んでいないが、ゲームやネットには1万時間以上も費やしている。彼らの、情報に対してのアプローチは今までとまったく違った効率の良いスタイルに仕上がっている。経験とヒマと小遣いの少なさが、彼らをさらにネット上でのビヘイビアをスマートにし、スキルを日々向上させている。

14歳ともなれば、ネット経験でいえば、30代以上の反射神経やネット上での経験値を持っている。すべて、最初から最新のものからスタートしているからさらに洗練されている。ダイヤルアップの頃の話は、第二次世界大戦の歴史の話と同列である。
そんな環境の中で、同世代と常に情報をシェアしているからだ。

彼らにとって、ニンテンドーDSは、ゲームではない。ゲームという枠組みを超えて、人生のメンターとなっていることだろう。人生のうちで、一番接触しているメディアなのかもしれない。
また、家庭や学校というリアルな社会で生きながら、ゲームの対戦で、ネット上の誰かと常につながっている複走したマルチな人生を歩んでいる。目に見えていること意外に進行しているものを感知する能力を持っているのだ。

これは、ウォークマンやiPodで、好きな音楽をただ、受動的に聞いている世代とは、感覚が違う。デジタルネイティブは、そんな意味では、人類2.0であり、ニュータイプなのだ。

ボクたちの古びれたCPUのプアなネット経験を捨て、彼らのネイティブなネット行動を学ぶのだ。メディアの体験が違うだけなのだから「ベンジャミン・バトン」化すればいいのだ。

会社という概念も、事務所があって、机をならべて、上司がいて…という構図から、立ち上げベンチャーならば、どこでも、オフィスのない会社。会ったことのない社員というのがこれからの主流になることだろう。

それでコミュニケーションが成り立つのか?と思われるが、成り立つのである。

ボクたちオトナに、とっては、そういったいわば、「デジタルネイティブ」という一種の「スキルが足りない」時代になるのだろう。

そう、スキルは、身につければいい、もしくはスキルのある人にまかせればいいのである。






2008年10 月 7日 (火曜日)

「弾言(だんげん)」小飼弾 山路達也

Google


弾言(だんげん)
成功する人生とバランスシートの使い方

アスペクトさんからの献本。

この本は、
P.195からに注目してほしい。

資産=負債+資本 が カネ=モノ+ヒト

という図式に置き換える。この発想はとてもユニーク。

しかもかつては、

ヒト<<モノ
  ↓
カネ=モノ

それが、

ヒト >>モノ 時代を迎え
  ↓
カネ=ヒト と説く。

そのココロは「カネ化」である。

貸借対照表や損益計算書が読める人は多くても、カネ、モノ、ヒトの勘定科目を正確に定義づけができる人は多くはいないだろう。

カネを世の中の問題解決の手法として、因数分解していくと、「カネ」という本当の資質が見えてくる。

それが、「カネ化」だ。カネはありとあらゆる森羅万象を、見える化するのに適したツールだったのだ。

時間をカネ化する。人をカネ化する。労力をカネ化する。給料をカネ化してみる。人生をカネ化する。

カネ化というメジャーメントですべてを数値化された価値に置き換えてみる試みは斬新なアイデアであり、小飼弾の発明のひとつといってもいいだろう。
「新しいカネの法則性」が見え隠れしている。

P.193「ベーシック・インカム」の発想は税金のあり方を根本的に変えるだろう。次の与党になる政党は、一度試算してもいいだろう。

この書は、物質的なカネではなく、世の中をはかるモノサシとしての「カネ化」のあり方を学ぶことができる。

特に第2章のサブタイトルどおり、「相互理解のツールとして戦略的に使いこなす」である。

カネそのものが価値を持っているという共同幻想やファンタジー、いつでもモノやヒトの労力と交換できるという物質的なリアリティある姿の両面性を理解しておく必要がある。

カネの由来や意味を考えることができたと「弾言」したい。

自分の体験とスリあわせて自分なりの、カネ化のバランスシートを再構成したいと感じた。

保守的で、前例主義の人にこそ、一度手にしてもらいたい。きっと、眼からウロコだと思う。

もちろん、ワーキングプアだと勝手に思い込んでいる人にも有効だ。

2008年1 月30日 (水曜日)

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間和代

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法勝間和代 著(ダイヤモンド社)

またもや新手のグーグル本かなと思って書店で手にとってみて、思わず半分も立ち読みしてしまった。これからamazonで購入。まず、ライフハック、自己啓発として、うさんくさくなく(特に最近うさんくさいのが多い)、すぐに実践できることで満載。

「自分をグーグル化する」というキーワードがあったからこそ、手にとってみたものの、このキーワードがなかったら出会えなかった本だから、サブタイトルは読者のジャンルが広がったことだろう。

中でも、ボクの大好きなてんぷらチェーンの「てんや」はなぜ、コンペティターがいないのかという謎(?)を万歩計やいろんなデバイスで記録することによって、解明できる体力(能力?)が開発できるところにいたく感銘。

テレビを消して読書の効率アップは無理ですが、読書量が落ちているので、なんとか、テレビ、新聞、雑誌、Webの合間に読書時間を作ることに。トイレと台所、寝室、フィットネスクラブのロッカーにも本を、この本を読んでからいろんな本を持ち込んでみた。

巻末を見て驚くのが、たったの一か月で10刷目に入っているのは、ダイヤモンド社の作戦なのか?もしくは売れ行きの読み違えなのか?巻末付録のURL集だけでも相当な価値がありそうだ。

ブログ 
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/

http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/audio_book/

http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/point_of_view/


2007年2 月21日 (水曜日)

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
著者: 神田 敏晶; 新品 ¥1,470

新刊が今週より発売となりました。
アマゾンでも購入できます。あと30円で送料無料だったのですが…す、すみません。

次のウェブ3.0型社会においては、ウェブだけではなくリアルな社会との相互の歩み寄りが非常に重要だ。
単にデリバリーや効率化だけのネットワーク利用なのではなく、ネットワークやウェブで構築された文化や社会
を、リアルな現実社会へと、今度はリプレースする必要があるのではないだろうか。
リアルな現実社会は、たくさんの問題を抱えている。また、ウェブの社会もたくさんの問題を抱え始めた。
人類の歴史の進化は、まさに問題を解決してきた歴史なのでもある。それらを、リアルとウェブが歩み寄ることによって解決できることは多々あるはずだ。

2006年12 月 5日 (火曜日)

「YouTube革命~テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ~」

2006年12月15日「YouTube革命~テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ~」が発売される。

この本は「Web2.0でビジネスが変わる」の続編として、この半年間の間で、YouTubeというWeb2.0を代表する動画共有サービスがもたらす映像業界への変遷を書かせていただいた。

アマゾンで本日より予約が開始!章ごとのダウンロードや、なかみ検索などにも著者としてはチャレンジしたいのであるがどうだろうか?

また感想などトラックバックなどをお寄せいただきたい。

下記からアクセスし購入すると著者に売り上げの3%(22円)がキックバックされる。

2005年4 月 6日 (水曜日)

オリジナルMacintosh開発者によるサイト

アップルのMacintosh開発にかかわった人たちがblogで執筆し、それを書籍にするプロジェクトが進んでいる。今まで伝説として語られていた真実が明るみになりだした。http://www.folklore.org/

CNETによる、アンディ・ハーツフェルド氏のインタビューhttp://www.japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20082406,00.htm

2004年2 月10日 (火曜日)

ベーコン数


一冊の本を読んだ。

「新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く」
アルバート・ラズロ・バラバシ(著)青木 薫(翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/qid%3D1047225119/249-6476278-3119523

アルバート・ラズロ・バラバシという物理学者が、現在の広義の「ネットワーク」を解説したものだ。エイズワクチンから、アルカイダ、クラッカー、さらにケビン・ベーコン(笑)まで、さまざまな事象を「ネットワーク」というキーワードで切り開いていく。

ネットワーク・トポロジーを説明する「Six Degrees」は、米国俳優の「ケビン・ベーコン数」として解説されている。「世界の誰もが6人を経由するまでにケビン・ベーコン」にたどりつけるというのだ。

本来、社会学者のスタンレー・ミルグラム博士 http://www.stanleymilgram.com/が、1967年に「狭い世界」現象として発表した理論である。それが、30余年の時を経て、米国のテレビ番組で「世界はケビン・ベーコンを中心にしてつなが
っている」とバラエティ番組で提唱されてから世界的に話題となった。

さらにそれが、インターネットの映画データベースhttp://www.imdb.comを活用して、誰もがリサーチできるからリアリティを増した。それが、「The Oracle of Bacon at Virginia」だ。
http://www.cs.virginia.edu/oracle/

そもそも「ベーコン数」とは、ケビン・ベーコンと共演した人をベーコン数1として、自分が共演した人がケビン・ベーコンと共演していれば、ベーコン数は2となる。ちなみにハリウッドの俳優の平均ベーコン数は2.86となっている。

ハリウッドの俳優の結果は、
ベーコン数1の人:1384人
ベーコン数2の人:9万3760人
ベーコン数3の人:19万6582人 となる。

思いあたる俳優や監督をインプットすると即座にベーコン数がわかるはずだ。もちろん、ケビン・ベーコンが長生きして共演し続ければベーコン数1はもっと増えるはずだ。

ちなみにボクのベーコン数は4となった。

一昨年「NHK BS デジタルフェア」で藤原紀香ちゃんと共演&インタビューし知り合いになった。藤原紀香ちゃんは「チャイナ・ストライク・フォース」でジェニファー・リンと共演し、ジェニファー・リンは、「ファミリー・ゲーム双子の天使」で、パトリック・マーマックと共演し、パトリック・マコーマックは、「インビジブル」でケビン・ベーコンと共演したからだ。

検索結果はこちらだ。
「Norika Fujiwara was in Lei ting zhan jing (2000) with Jennifer Lin Jennifer Lin was in Parent Trap, The (1998) with J. Patrick McCormack J. Patrick McCormack was in Hollow Man (2000) with Kevin Bacon」

そして、ボクの事を知っている人のベーコン数は「5」となる。そしてボクを知っている人を知っている人のベーコン数は「6」となる。世界は6人の人を経由すれば誰にでもたどり着けるというのもなんとなくうなずける気がしてきた。

また、「新ネットワーク思考」でアルバート・ラズロ・バラバシ氏は、イラクをいくら攻撃してもテロはなくならないという複雑系のネットワークの仕組みも解説する。高度に発達したコミュニティは、リーダーが先導するのではなく、分散化して自己完結型で組織化されているからだ。フセインやビンラディンを仕留めても、同じ思想の人が繰り返すだけだと警告する。

そして、それはコンピュータのウィルスやエイズにも例えることで、より理解しやすくなる。IT業界で考えると、マイクロソフトがソフトウェアビジネスでなぜ成功したのか、Googleがなぜ後発でありながら検索エンジンでトップに躍り出たのか? などもこの書籍は解説してくれる。

少し、難解なパートもあるが、ネットワーク時代にも法則性が働いていることをイメージしやすくなるので一読をオススメする。

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