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2004年9 月19日 (日曜日)

東京拘置所獄中記-3-

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読者の皆様、この獄中記ですが、誤解がないようにお伝えしますが、すでにボクは出所しておりますので、ご心配なく。面会にいらしてもいませんのでご注意ください。お気持ちだけいただいておきます。ありがとうございます。

堀の中は、タオルと歯ブラシしかないので、すべて記憶で書いております。また、この獄中記と共に、セグウェイ事件の全貌が先週の「週刊アスキー(毎週火曜日発売)」から4週連続で連載されていますので、そちらでは写真とイラストつきでお楽しみください! 毎週月曜日発行の日刊デジクリの方が展開は早いので、待ちきれない方は、メルマガと週刊誌での「獄中記」をどうぞ!

ここは北京の安ホテルと思えばいいんだ

さてさて、今週の「東京拘置所獄中記-3」は、二日目の最初の朝のお話です。
なんだか「冬のソナタ」ならぬ、「塀のカナタ」にしてもよかったかな?

ボクはふだんはベッドで寝ている。畳の上で寝るのは旅行の時くらいだ。冷房完備の東京拘置所の独房は、畳のいい香りにつつまれて敷き布団とシーツと上掛布団で眠りに包まれていた。

朝は7時にラジオで起床の挨拶が流れるという。その5分後に着替えて座り、刑務官の点呼に応じるというところまでは前日に、ケーシー高峰な「先生」に教わった。独房だったので、いびきや歯ぎしりで文句を言われることもなく、旅
館に泊まっているかのような寝心地だった。さらに畳が、低反発する心地よい寝心地を楽しんでいたが、突然その静寂は打ち破られた。

「起きろ! 起きろ! 200番! カンダトシアキ!」とドンドンとドアをたたく。いきなり温泉旅館に無礼者がやってきたような気分だ…。超低血圧でテンションが低い朝のボクの反応は、刑務官を満足させなかったようだ。

「いつまで寝てるんだ〜! ラジオで起きろ〜!」とドヤされる。前と前右、前左の独房の人も興味本位で覗き込んでいる。どうやらボク前の独房は三部屋とも外国人のようだ。

突然、刑務官が、「すまんすまん、ラジオのスイッチを入れてなかったかぁ…」とボクに謝っているようだ。頭が徐々に動きだしてきたが、まだ意識が鈍い…。
いつもなら、この鈍さを楽しみながら、タリーズコーヒーのダッチマンズブレンドを6、ミルクを4のラテが、ボクを睡眠界から人間界へ誘ってくれるはずだった。

しかし、ココではそんなブツはない。「今、点呼なので、名前と番号をいって」と刑務官にバツが悪そうに言われた。「200番 神田敏晶です!」といきおいよく言ったつもりだが、声が裏返ってしまって、ちょっとこちらもバツが悪かった。

「すぐに朝飯がくるから、ふとんをノートに書いてあるようにたたんで、小机を出して待っていなさい」といって隣の部屋の点呼を取った。「201番 アダブカダブラ(?)…」「202番 サイモン○△□×□ 」どうやらこの房は、外国
人だらけのようだった。

「"いよいよ朝ご飯だ! "」
なぜかコーヒーが飲めなく、覚醒していなかったが、TVも何もなく、そしてすることがない。ほんの数分の"す"が耐えられないほどの暇な時間だ。朝ご飯を食べたいのではなく、部屋に変化が訪れることが待ち遠しかった。

ガラガラと数人が食事を運んでくる。本当に旅館にいる気分だ。ホテルでも朝食は、バイキングという名の自分で取りに行かされる労働を強いられるのに、ここではデリバリーのまかない付きだ。ちょっと、愛想とサービス精神に欠如
しているが、北京のサービスだと思えば許せる。そうだ。ここは北京の安ホテルと思えばいいんだ。

独房には、外から鍵が掛けられた引き戸があり、その横にB4サイズほどの窓とA5サイズの物を置けるスペースがある。どうやって受け取るのかわからなかったが、ドアにかけられた「新入」の文字を見てかどうかはわからないが、給食を届ける53番のやさしそうな先輩(年は20代前半かな)が教えてくれた。

「最初にご飯用の食器をお願いします」「あっはいはい」といって黄金色のアルマイトの食器を差し出した。テキパキと受け取って、ご飯をよそってくれて受け取る。「あちち!」。まさかこんなホカホカとは思わなかったのでビックリした。「次はおかず用のまるい皿をお願いします」「はい」。みそ汁がこれでもかというほど、なみなみと注がれる。

さらに優しい先輩は、具も追加してくれた。さらに、納豆とのりが最後に登場してきた。そして、もう一皿と合図されて期待して出すと、それには、醤油がたっぷりと注がれただけだった。ちょっとがっかり…。

しかしである。これはヘルシーの玄米ご飯定食で「ザ・めし家」や「大戸屋」あたりでは、390円はするだろう。卵があればさらによかったのだが…。納豆パックにはカラシ付きで醤油とまぜて、玄米ご飯に海苔をのせて食べる…。「う、まいう〜!」と古いギャグが出そうなくらい美味かった。難をいえば醤油がちょっと合成っぽかったが、これを100%大豆にすれば、旅館としても立派になりたつかもしれないと思った。

部屋に時計がないので時間はわからないが、7時10分が朝食なので、7時30分くらいだろう。また、することがなくなってしまった。そうだ、食事はもっとゆっくりと食べないと、することがなくなってしまうことに気づいた。だから、食器は丁寧にゆっくりとゆっくりと洗った。

少し便意を催したが、外をバタバタ刑務官がうろついているのと、ついたてで局部は隠されているが、胸から上がまる見えなので、あとにすることにした。
やはり小の時もなぜか、外の気配を感じながら、人気がない時に用を足すようになっていた。自分が、なぜか気の弱い小動物になったような気がする。

自分のアイデンディティーがあるものが、タオルと歯ブラシだけなのはつらい。今まで自分を演出するモノにあふれて生活するだけに。歯ブラシひとつになった時に、どれだけ自分を維持できるかという事態は初めての経験であった。しかも自分の歯磨きは預けて、部屋にある歯磨き粉で磨くのだ。味がなんだか妙だが、なかなか自然な磨き心地だ。

今は、8時頃だろうが、労役は、まだかとずっと待ち続ける。本当に何もすることがないので、1分が30分くらいに感じる。ノートもペンもないので、この中の出来事をどれだけ記憶にとどめることができるのかと不安に感じる。

すると、しばらくしてから、ラジオ体操の時間だという。第一だ!。運動するつもりがなかったので、ねそべってリズムだけを足で刻む。それも退屈なので、ウラで拍子をシンコペしたりしたりするが、あまりそれ向きの曲ではない。仕方なしに体操に参加しようとしたら、突然終わってしまった。あらら、ついてない。

その後、ラジオというよりも、拘置所内放送からNHKのニュースが流れる。アテネオリンピックの結果が伝わってくる。「谷選手、金!」でアナウンサーも嬉しそう! しかし、なんで俺はこんなところで金メダルのニュースを聞いているんだろうと思った。「たかがセグウェイ、されどセグウェイ byかんだとしあき」みたいな気分だ。

ラジオは次に音楽となってきた。いくつか流れたが、アニマルズの「朝日のあたる家」がお気に入りのチューンだ。独房の窓を眺めると、さらに外にくもりガラスサッシがあり、直接太陽は見えない。しかし、朝日を感じることができた。まるで、刑務所映画のオープニングのように、アニマルズのサウンドが心にしみいる。

しばらくすると、新聞が回覧されてきた。何時かわからないが、15分後にブザーを押して、次にまわすこと…といわれる。「15分ってどうやってはかればいいんですか?」と、あわよくば時計を借りたい趣旨の質問をすると。「だいたいで、いい」という。うーん。だいたいだなんて…。

読売新聞が回覧される理由が知りたいなあ。朝日や毎日や日経でなく、読売を取らないといけない理由が拘置所にあれば、癒着かなとか、いつものように身勝手な推理ゲームで楽しむ。

新聞があってよかった…。その後、ブザーを押して新聞を返した。また、暇な時間がやってきた。返すのではなかったと少し後悔する。怒られてもいいので、人にかまってほしいゾ!。

地獄のような退屈な時間を過ごすと、昼食の時間だという。とても食べきれないけど、やはり変化が部屋に訪れることがうれしかった。そういえば、美味しかった朝食も量が多かったので、今度は少なめにしてみよう。

お昼ご飯が届いた。旅館ごっこもそろそろ飽きてきたゾ。「すいません、ご飯は半分でいいです」というと、優しい先輩は、「規則で全員同じ量です。半分はできません。残してください」と言われる。なんと残してもいいと、国営の
施設が税金でまかなっているとは思えない無駄を発見してしまった。普通、ご飯は少なめにして、犯罪者には反省させるべきだと思うのだが…。拘置所にいると、絶対に太ってしまうぞ。栄養もバランスもばつぐんで…。

お味噌汁は朝と同じ味付けだが、ジャガイモと油アゲとタマネギとなんと三品も入っている。自分で作るみそ汁でもこんなに三品もいれていないから嬉しい。
お昼はパスタ…というよりも、古い喫茶店の「ナポリタン」だ。うわー、嫌いなケチャップたっぷり、アルデンテの反対の麺。しかもお決まりのグリーンピース。…と思ったらもう一品。鶏肉のピカタのご登場である。すごい豪華!
お昼でメインが二品もあるではないか? ひなびた喫茶店では780円ランチバリューだ。夜はどんなフルコースディナーが登場するのか、あまり食べずに残してダイエットしておくことを決めた。

しかし、食後のあとにコーヒーがないのがとてもつらい。コーヒーがないだけで、これだけつらいので、タバコを吸う人はきっと死んでしまうだろう。夜になるとビールが飲みたくなりそうな自分が怖い。

次号へつづく…。

東京拘置所獄中記-1-

東京拘置所獄中記-2-

東京拘置所獄中記-3-

東京拘置所獄中記-4-

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ひどい・・・日本はこんなにも腐った国だったか。権力をもつと人間は腐るものなんですね。

犯罪犯しといて、税金でただ飯ただ宿とらせてもらっている分際で文句言うとは不届きな奴だ
反省の気持ちがあるなら二度とこんな投稿はするな

★☆華原朋美 芸能活動休止の真相!!過去にAV出演していた!【画像・映像】

http://kaharatomomi.blogspot.com/2008_06_01_archive.html


仕事が過密スケジュールであったため体調を崩して、芸能活動を休止したと報じられていたが・・・

★☆華原朋美 芸能活動休止の真相!!過去にAV出演していた!【画像・映像】

http://kaharatomomi.blogspot.com/2008_06_01_archive.html

 まあ、色々とたいへんだった事でしょう。それでも今となっては、話題が増えた、という感じでしょう。こういった体験はそうやすやすとは語れない事でしょう。
 僭越ながら私の経験でも聞いてください。少し長くなりますが、最後までお付き合いくだされば幸いです。
 最初にお断りしておきますが、この話は保釈で出てから、人権擁護委員会に送りつけたもので、言わば使い回しであります。

 前略失礼します。
 はじめまして、私は二月の末から二週間ほど小菅の東京拘置所に収監されていた者です。罪名は傷害で、現在保釈をもらって自宅に居ます。ここで東京拘置所について思うところありまして筆を執った次第であります。
 まずは拘置所内の医療体制についてであります。私はてんかん、そううつ病、それから頸肩腕症候群という持病を持っています。まず入所時に係官から精神疾患の有無、それから使用している薬について再三質問され、ありのままを答えました。その後、簡単な健康診断があり、医師と思われる白衣を着た職員の問診を受けました。その時警察署で留置中には服用していなかった薬もあったので、その事も申告し出来れば服用したいと申し出ました。
 さて、その日の夕食後ですが出されると思っていた薬が出ませんでした。警察署から移管されてきたので、当然申し送りがなされている物と思っていたのですが実際はそうでもないようでした。幸いその日は水曜だったため、翌日の医務診察申し込みは職員に申し出て受け付けてくれました。
 そして翌木曜の朝、朝食後には前日申告した薬は出てきました。それから白衣を着た医務職員の問診がありました。そこで、警察署でもらっていた薬と病気について説明しました。するとその職員の受け答えはこういうものでした。「てめー、何やってパクられて来たかしらねえけど、ここは娑婆の病院じゃあねえんだ。ある薬とねえ薬があるんだからな」とこういうものでした。そんな事を言われる筋合いはないので、こちらもその職員の体型などについて侮辱するような事も言いました。すると他の部屋に連れ出され、看守数人に囲まれて詰問されました。その時も上司と見られる職員から私に質問されて、答えようとすると件の白衣の職員が大声で怒鳴りつける有様で、まったく会話になりませんでした。
 それでも午後になって、医師の診察がありそれは受けさせてもらえました。これは診察というよりは単なる問診といった形でした。そこで薬の名前を言うと、その薬には何種類かあって何ミリグラムのをもらっているのかと聞かれました。そこで、領置された荷物の中には逮捕時に持って来た薬の現物と「おくすり手帳」もあるのでそれで調べて下さい、とお願いしました。するとどういう理由か分かりませんが、それは出来ないと言われました。それならばと、普段掛かっている病院名と主治医の名前を告げ、お医者さん同士電話でもして連絡を取り合ってこれまでの経過や症状などを聞いてくださいともお願いしました。しかしそれすら出来ないと言われ、もし希望するなら弁護士に病院に行ってもらい、紹介状なりを書いてきてもらえればそれなりの対応は出来るというものでした。
 結果から書きますと、私は朝晩二錠ずつその薬を服用していますが、何かその医師の誘導尋問に乗った形で本来200ミリグラムの薬を100ミリグラムで処方されました。最初は少し小さいなとは感じたのですが、薬のメーカーが違ったためそのせいかも知れないと思っていました。それから、頓服薬としてそう病の薬とうつ病の薬もお願いしていたのですが、うつ病の薬は処方もされていませんでした。幸いひどいうつにはならず、大事には至りませんでしたが、無いなら無いで知らせてくれるべきだと思いますがどうでしょうか。その時に薬が無いなら無いでなぜ取り寄せるなどの事が出来ないのでしょうか。大辺疑問に思います。ここは東京都葛飾区であって南海の孤島ではないはずです。それに付け加えるなら薬の種類について本人の申告任せというのはどういうものでしょうか。薬の名前は知っていてもそれが何ミリグラムかまで正確に把握している患者まではほとんどいないと思います。
 次に保護房収容について申し上げます。坊主頭で額の生え際があまりよくないので少し剃っていましたが、それも看守から文句を言われ、次にやったら調査だと言われていました。別に調査なら調査で何恥じることなく応じるつもりで、次回の髭剃りの時にまた剃りました。するとその場で看守に見つかり、何してるんだと言われたのでそのとおりの事を返答し、そのまま口髭を剃ろうとした時です。看守に部屋に踏み込まれ腕を捕まれました。そしてその場でおとなしくしていたら、大勢が走ってくる足音が聞こえました。大体人数にして七八人には居たでしょうか、その人達に押さえつけられ保護房に連れて行かれました。更に顔面を膝で押さえつけられ全体重を掛けられたりもしました。下手をしたら大怪我だったのではないでしょうか、幸い口の中を少し切ったぐらいで済みました。それからまた医師が診察だと言って来ましたが、房には入ろうともせずドアを空けて、大丈夫ですかと聞くだけです。大丈夫ですか、と聞かれて駄目です、などという患者は日本国中探しても数少ない事でしょう。
 そして、こちらとしてはそんな所に入れられる理由が思い付かないので、状況の説明を求めましたが、何も答えてくれません。それではと、こちらも意地になりはっきりと説明があるまでハンガーストライキを行なう、と宣言して二日二晩のまず食わずで居ました。そして三日目になって看守に対して暴力を振るおうとしたのでここに入れたのだ、という事でした。そこでこちらとしてもそんな覚えは無いので部屋に設置してある監視カメラで確認して下さいと言いました。すると都合が悪いのか何か知りませんが何の返答もありませんでした。
 その時、ちょうど保護房に収容されている日ですが、家族が接見に来ましたが、拘置所の方では本人が具合が悪いなどと嘘をついて接見させなかったことも後から分かりました。
 上記のような事が行なわれている拘置所とはどういう施設なのでしょうか。薬ひとつにしても例えば高血圧の持病がある収監者などの場合、薬は飲んでいるぐらいの認識しかなかったらどうするのでしょうか。ひとくちに高血圧の薬と言っても何種類あるものか知りませんが、合う合わないでは大事故に繋がるのではないでしょうか。
 長くなりましたが、ここまで誤字脱字ばかりでその上汚い字の読みにくい手紙にお付き合いくださりありがとうございました。以上が私が拘置所で体験した事の感想であります。委員の皆様、このような取るに足りないような内容ですが、御高察頂けましたら幸いでに存じます。
                                         早々
平成十九年三月二十七日
人権擁護委員の皆様

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