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12 posts from 2004年6 月

2004年6 月30日 (水曜日)

帰ってきたセグウェイ!!!


本日、セグウェイが帰ってきました。
皆様、TrackBackキャンペーンありがとうございました!

警視庁の三宿第三機動隊の白バイと一緒に管理されていました。現場で、動作の確認と空気入れで空気圧を調整して、警察のバンで円山町のオフィスにまで運んでいただきました。

最初は、「車で取りにきてほしい」といわれて、セグウェイの件で、免停で車が乗れない話をすると、担当刑事さんは行政処分の方は全くご存知なかった様子(すでに過去の事件だから興味なしなのか?)。

また、机の上に、ずらりと並べられた証拠物品は撮影禁止。圧巻でした。なんでそんなものまで押収してたの?って感じでしたが。

証拠品は、警視庁と書かれた封筒におさめられていました。ひとつづつ書類を読み上げて確認する作業に約1時間は、かかりました。それもふくめてバンで送迎(本当は法律上、押収品のお届けサービスは、できないらしい)。

今回の返却は、キャンペーンの成果で、警視総監から指令がきたとてっきり思っていたのですが、すべて、検察庁からの指示に従ったまでということ。しかし、タイミング的にこのキャンペーンの時期にいきなり事態が変わったことは事実だ。
実はオオゴトにされるとまずい事があったのだろうかなどと感ぐってしまう。

担当刑事に連絡がとれなかったので、警視総監に請求書を出した話をすると、「それはおかどちがいで、検察庁に文句をいってほしい」と言われる。また、なぜ、これだけ証拠物件が戻ってこなかったかの理由も警視庁では一切わからないそうだ。それも何か釈然としない。こちらからすると上部組織だろうが下部組織だろうが、一緒に見える。この間の連携が悪すぎるのが、事件をなおいっそう複雑にしているのではないだろうか?

今後は、警視庁の上部機関である検察庁に問い合わせをするしかないそうだ。罰金の金額についての明細、および証拠物件の長期押収理由は今後は、検察庁に求めることにしたい。

悔やまれるのは検察官の口車にのってしまい、「簡易裁判」をついつい選択してしまったことだ。心情的に罰を軽くしたいという甘えがあった自分が悪い。結果は最高額の合計が罰金として出されている。あとの祭りとは思うが、「簡易裁判」に関する説明に虚偽があった場合はどうなんだろうか?こちらには録音やノート、証人などの証拠がないのも密室の取り調べでの不利な立場である。これで起訴するというのは、何とも不平等な気もする。

なにはともあれ、証拠物件が時間がかかりましたが、無事手元に戻ったことを皆さんに伝え、また、感謝したいと思います。blogキャンペーンが効果があったとは警察側は認めたがらないと思いますが…。

残るは、罰金問題なのですが、検察庁の説明に納得がいかなければ労役場に出向いても説明を求めるつもりです。返却には応じてもらえたけれども、こちらの説明の開示については何もなされていないままです。

取り急ぎ、これで一旦、「セグウェイ返してください」キャンペーンは、これで終了したいと思います。みなさん、貴重な時間をありがとうございました!
http://blog.livedoor.jp/kandaknn/archives/3577311.html

2004年6 月24日 (木曜日)

「セグウェイ返してください!」キャンペーン

セグウェイを道路で走っただけで、日本では、罰金50万円という結果が4月8日の新聞社からの取材で知りました。本人に通知するよりも先に新聞発表するんですね。起訴されたあとの「略式命令」の通知はP1 P2 P3 は、翌日(4月9日)の文書で東京簡易裁判所より届きました。

しかし、6月の中旬をすぎても証拠物件として下記のものが押収されたまま、未だに返してもらえません。なんとも変な放置国家です。 警視庁の担当部署への連絡をとっても連絡がつながりません。

貴重な人命をたくさん奪っている三菱ふそうの車は何万台も、公然と公道を走っているのに、5km程度でトロトロ走ったセグウェイが、すでに10ケ月も証拠物件として押収されているのはどうにも理解ができません。罰金刑が確定した現在にいたっていても証拠物件を押さえている必要性はどこにあるんでしょうか?

そこで、国家権力を相手に法的に戦うのでは時間も費用ももったいないので、blogを使って民主的に意見を述べたいと思います。

証拠物件として押収されてからすでに10ヶ月も経過しているにもかかわらず、未だに返してもらえませんので、下記の文面で警視庁あてにセグウェイのレンタル料金を発生させました。イベント定価で1日あたり20万円で請求して換算しました。配達証明文書で6月23日に発送しました。

押収文書を見ていただくとわかるのですが、会社の登記簿謄本なども10ヶ月ちかく手元にないので、本社の移転手続きや税金未納など新たな犯罪を国家権力によって助長されています。会社としても登記簿謄本が手元にないままで、どうやって銀行とつきあえばよいのでしょうか?


迅速なる証拠物件の返還をここに要求いたします!
レンタル料金もすでに発生していますので、ご注意ください!


内容証明文書
--------------------------------------------------------------
警視庁本部 警視総監 殿
件名 : 交通捜査課の件でのご請求につきましてのご説明

拝啓、警視総監殿。

アメリカの電動2輪車「セグウェイ」で書類送検されたKandaNewsNetwork,Inc.
の代表取締役 神田敏晶と申します。

4月8日付で東京都簡易裁判所の裁判官、藤元由起子氏より、略式命令(平成16年(い)31074号)で罪状が確定したにもかかわらず、昨年の2003年、8月22日と24日に押収された証拠物件(添付資料)が、6月22日、現在に至っても未だに返却がなされておりません。また、それについての説明も一切ありません。

御庁において、証拠物件が10ヶ月も経過しながらも未だに返還されない正当な理由をお教えいただきたいと同時に、正当な理由がない場合は、6月1日より、弊社の規定のレンタル料金を発生させており、ここにご請求申し上げます。
内容に関して疑問および相違がある場合は至急ご連絡ください。

御庁の担当者からの迅速なる対応を期待しております。

KandaNewsNetwork,Inc.
代表取締役 神田敏晶 090-7889-3604
---------------------------------------------------------------

現在、TypepadでのTrackBack機能と`コメント機能が動作しておりません。
キャンペーンのご協力の際は、

こちらのトラックバックをご利用ください。
http://blog.livedoor.jp/kandaknn/tb.cgi/3026337

サイトはこちらです。

2004年6 月21日 (月曜日)

blogとソーシャルネットワークの未来]

blogは当然のことながら、ソーシャルネットワーキングも、かなり新聞メディアを中心に取り上げられるようになってきた。いろんなインタビューなどにも答えてきたが、blogもソーシャルネットワーキングもひとつの大きなビジネスの方向性が見えてきたと思う。

blogの定義づけも進み、単なる日記更新ツールというよりも、新しいコミュニケーションツールとしての位置づけがようやく理解されてきたようだ。

【1】「RSSによる情報のリアル伝達機能」。
興味のあるblogのRSSを受けとるように設定すれば更新された時にその情報を受信できる。またテキストで送られるため、携帯電話などへ転送すれば情報をほぼリアルタイムに知る事ができる。

【2】「TrackBackによる引用通知機能」。
今までは、リンクをしたければメールで許可を経て、リンクをするのが、マナーとされていたHTML時代を、Movabletypeの登場以来、TrackBackという機能を搭載したことによって、「引用の自由」という新しいコミュニケ−ション手法が誕生した。
マスメディアでは考えられなかった、引用による新しい情報伝達が生まれる。評価も批判もあり、ある意味、純粋なジャーナリズムに回帰する流れまでが、個人ベースで形成されている。

【3】「SEO(サーチエンジンオプティマイズド)の効率化」。
SEO対策にお金を払ったことのある企業は、一度でいいから無料のblogサービスに登録し、製品名やサービスのエントリーを打ち込んで相互にTrackBackしてみるといい。お金をどれだけ、ドブに捨てていたことがよくわかることだろう。それくらい検索エンジン(特にGoogle)はblogが好きだ。

この1年で、blogは日本のISPにとって救世主のような存在となったことも考えられる。年々、訪れる顧客の解約周期をblogサービスによって食い止めることができるようになった。ようやくISPがダイヤルアップ以外の「生きる道」をblogによって見いだすことができたはずだ。

blogのメリットは僕は、
【4】「blogフォーマットの理解しやすさ」だとも思う。
自由に記述できるHTMLのデザインでは、どこに何があるのかが非常にわかりにくかった。敵対的なユーザーインタフェースの温床でもあった。意味もなくFlashが突然、動き出したり、どこに何があるのかわからないフォーマット。見る人と見せる人の間には大きな溝があった。
しかし、blogでは、追記されるコンテントを【時系列】および【ジャンル別】によって別けるという大きくしかも緩やかなルールが世界的に浸透している。これはとても便利だ。スタティックなデータやバックナンバーは、右カラム(もしくは左のカラム)にまとめられている特徴を持っている。
ほとんど全世界のblogはこのような時系列フォーマットの特徴を持っているので、ブラウズするのに知識や経験は不要となった。
これは今後、ECのサイトで、どのサイトでも自由に購入できるようなEC用のblogなどが登場すると、ジャンルを登録すれば商品の購買を比較検討しながら、「くし刺し購入」できるようなサービス化につながるだろう。ショップのサイトを選んでから、商品を比較検討する事から、商品を選んで条件のあうサイトを検索するようになる。すると、今までの広告ビジネスのスキームや、「楽天」などのECモールのスキームにも変化が訪ずれることであろう。

【5】「モブログという飛び道具」はカメラ付きケータイが定額パケットになることによってさらにブレイクしていくことだろう。画像をケータイから送信しても定額であれば、モバイルblog=モブログは新たなケータイ絵日記化していく。モブログによる購入リストなどがRSSされると個人の消費動向のマーケティングツールとなることだろう。また、ケータイによって、いつでもどこでも更新が可能なblogの可能性が広がる。

【6】「進化するblogサービス」
http://blog.threetree.jp/
では、新規エントリーから関連するキーワードを抽出し、blog内を検索し、コメント欄に検索結果のURLをフィードバックするサービスを提供している。
http://blog.livedoor.com/
では、住所を打つだけで地図リンクが挿入できるなどの"WebService"や、アマゾンWebサービスを利用できるblogを提供している。

今後、blogは、公開することだけが目的ではなく、個人的にデータを関連づけてローカルのディスク以外の場所にバックアップするための方法としても利用されるのかもしれない。

【7】一番のblogの特徴は、「会ったことはないけれど、自分にとても近い他人」を発見できるツールであろう。
TrackBackなどを追いかけることによって、自分の興味あるblogを発見することができ、今までの社会では遭遇することがなかったが、興味が自分に近い他人を見つけることがblogの魅力のひとつでもある。
逆に、土地的要素や学校、職場などのバイアスがないので、本当に知り合いになるべき他人と出会うことが可能なツールでもある。

反対に、ソーシャルネットワーキングは、「いつも会っているけれど、自分の知らなかった知人」を発見できるツールである。
blogが「エントリー」という「記事単位」でコミュニケーションが成り立つのに対し、ソーシャルネットワーキングは、「知り合い」が何をやって何を感じ、何をしているのかという「人単位」でコミュニケーションが成り立つところが特徴である。

2004年6 月17日 (木曜日)

6/24(木)「中村豊美 出版記念パーティー in Shibuya」



友人のフォトグラファーでもあり、ネットアイドルでもある中村豊美ちゃんが、
写真集を出版されたのを知り、それじゃあ、記念のパーティーやりません?
ということで来週の木曜日、渋谷で豊美さんの出版を記念してのパーティー
を開催することになりました。

ぜひ、豊美ちゃんの出版をお祝いしながら、豊美ちゃんつながりで
もりあがりましょう!

【日時】2003年6月24日(木)19:00 START〜21:00
【タイトル】 「中村豊美 出版記念パーティー in Shibuya」
【URL】http://loversdesign.com/
「デジカメスタイル」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309905803/loversdesignc-22/249-7905293-2091534
(アマゾンで買ってランキンクをあげましょう!)
【参加費】3,000円
【場所】SOMA Cafe 
http://www.walkerplus.com/tokyo/tokushu/200204161/contents/tt025.html
http://www.tepore.com/gourmet/20030814/detail/04.htm
http://homepage3.nifty.com/cafemania/01cafe/sbya02_soma.html

【参加申し込み】
info@knn.com
あてにサブジェクトを
【中村豊美出版記念パーティー参加】と明記くださり、

【お名前】
【所属】
【電話番号】
【お祝いのメッセージ】

を添えて申し込んでください。
TrackBackも歓迎です!

2004年6 月16日 (水曜日)

アフリエイトシンジケートチェック

アフリエイトのトラフィックをテストしています。

もちろん、購入しなくていいので、クリックしてみてください。
amazonのアフリエイトはちょっと変な日本語ですが、わかりやすくできています。
ほとんど忘れていましたが、勝手にアフリエイトの金額が増えているのをみると、
なんだか植物を育てているような気になりました(笑)。

職業に「アフリエイター」と名乗れる人もblogによってかなり誕生しているので、面白いトレンドかと思います。
僕の登録しているアソシエイトセントラルにあるバナーソースをコピペしました。
トラフィックの管理画面が秀逸なので、下手なカウンターよりもいいかも!

amazon home & Kitchen
Amazon.co.jp アソシエイト


amazon electoronics
Amazon.co.jp アソシエイト

2004年6 月15日 (火曜日)

未来検索livedoor


http://sf.livedoor.com/
ライブドアの「未来検索」で、キーワード:マッカートニーで登録してみた。
やはりメールで届くのは便利だ。

未来検索 livedoorとは、アラート(お知らせ)機能つきのBlog検索エンジン。日本国内のblogから登録キーワードで未来のエントリを検索し、電子メールでお知らせしてくれる。自分の会社や気になる製品をアラート登録することによって、pusu型で情報をblogから集めてきてくれるから便利だ。また、blogという口コミレベルでの情報が勝手に集約できるのは嬉しい機能だ。ちなみに…本日のメールはこんな感じだ。広告は今のところついていない。

キーワード:マッカートニー
Belsay Hall Exhibition in Newcastle
13人のデザイナーがそれぞれの部屋を思い思いのインテリアに仕上げるとい
う画期的な展覧会が開催されています。 ポール・スミスはライブラリーを
、ステラ・マッカートニーはグレートホールを、アレキサンダー・マックィ
ーンはハウスキーパー部屋、など歴史的な建物のイメージ
http://cassissoda.jugem.cc/?eid=21

ポール・マッカートニーlive in モスクワ
20日にBS2でオンエア。
http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2004/06/livein.html

イギリス一、ケチなロック・スターは?
節約?堅実?イギリス一、ケチなロック・スターは?なる記事は笑えた!ポール
・マッカートニーが資産1400億円あるのに家の修理の業者にビール1本プレ
ゼントしたとか、 ミック・ジャガーがクリスマス・プレゼントにスタッフ
に鉢植えを贈ったとか。ちなみにエルトン・ジョンはベル\
http://yumeya.txt-nifty.com/yumeyablog/2004/06/post_3.html

Paul McCartney in Russia
6月20日(次の日曜日)NHK-BS2にて夜11:45〜0:40まで、ポール・マッカート
ニーのロシアでのライブが放送されるようです。これは、2003年5月24日ロ
シアの「赤の広場」で1回限り行なわれた、まさに歴史的なライブです。放
送予定の曲目は、 バック
http://blog.livedoor.jp/whiteduke/archives/922811.html

2004年6 月14日 (月曜日)

「関連検索」のTrackBack


blogの検索エンジンを提供するblogSeachは、blogユーザーが新規エントリする時に、http://tb.threetree.jp
 にTrackBackをかけると、新規エントリの中からキーワードを抽出し、新規エントリのコメント欄に関連サイトを検索結果のURLをフィードバックするサービスを展開している(意味わかりますぅ?)。
これは非常に面白いアイデアだ。
【1】blogユーザーは自分のエントリーに関連するblogを発見することができる
【2】blogSeachは、いろんなエントリーのキーワードを集約させてランキングに反映する。
利用者が増えれば、ビジネスチャンスもひろがる。
ランキングデータの精度もユーザー数が増えれば向上していくことだろう。
アメリカでもこのような検索TrackBackのアイデアがないだけにとてもユニークなサービスだと感じた。
blogの可能性は、まだまだ続くことだろう。

2004年6 月12日 (土曜日)

進化する無料blogとその先のアイデア


久しぶりにlivedoor blogのチェックをしにいったら、一杯プラグインがついていて驚いた!
宮川さん、すっごいなぁ〜。
住所やamazonのリンクはとても便利だ。
ついでにTV番組も番組表とか、関連blogとリンクしてもらいたい!
iEPGデータをRSSでTrackBackするだけでTV番組blogはできるのでは?
さらに、アクセス順でランキングすると、いいTV番組のblog集ができて、HDDレコーダーで
録画した番組を見るためのシステムが構築されるはずなんだけど。
もちろん、その次はコマーシャルと製品ブログとのシンジケートビジネス。
kakaku.comとのリンクなどTVコマーシャルから直結させたい。

映画サイトのリッチ、映画館サイトのプア

■KNNエンパワーメントコラム  by日刊デジクリ
 映画サイトのリッチ、映画館サイトのプア

「ドーン・オブ・ザ・デッド」と「デイ・アフター・トゥモロー」を見てきた。
「キャシャーン」と「キル・ビル2」と「パッション」は残念ながら見過ごし
てしまった…。

「トロイ」と「キューティーハニー」と「クリムゾンリバー2」「コールドマ
ウンテン」はなんとかしたいけど、一本2時間としても8時間もかかる。今年の
このソソる映画ラッシュは、なんとかしてもらいたいものだ。

ゴールデンウイークなどの休みや夏の作品として公開されるのだが、興行成績
をあげるには、公開タイミングだけではなく、日本の興行システムの仕組み全
体を変えたほうが早いかもしれない。金曜日の夜にオールナイト上映があるの
が六本木ヒルズだけというのも、このメトロポリスでは信じがたい事実だ…。

日本には2681の上映スクリーンがあり、2032億円の興行成績である(2003年社
団法人日本映画製作者連盟調べ)。つまり、1スクリーンあたりの年間売り上
げは、平均7579万円であり、平均入場料は1252円なので、1スクリーンあたり
年間60535人。1日あたり165人が映画を見ていると計算できる。のべ人数では、
1億6234万7000人が映画館で映画を見ていることとなる。

しかしだ。これを映画館以外で考えてみるとさらに市場は大きくなる。小売店
舗の映画ソフトの売上およびレンタル市場は5,010億円で、映画鑑賞人口は8億
1,900万人にまで増える。売り上げで2.46倍。動員では5倍にあたる(日本映像
ソフト協会)。

つまり、映画のビジネスは確実に家庭のビデオやDVD市場にシフトしていると
考えられる。さらに販売用のDVDは約6943万枚と毎年130%の伸び率で増え、レ
ンタル用DVDでは5342万枚で187%の伸び率になり(ビデオレンタルは7191万本
81%)で、レンタル市場のDVDシフトが続いている。

DVD専用機からDVDレコーダー、薄型の大型ディスプレイなどのホームシアター
化がさらに牽引していき、映画を所有する傾向が見られる。また、統計にはあ
らわれないが、DVDのオークションやブックオフなどで10%〜30%の価格で再
流通していることから映画の家庭内市場の大きさが増えていると考えられるだ
ろう。

しかし、家庭のリビングで映画を見始めると、シナジーの経済効果はなにも生
まれない。せいぜい、コンビニか宅配ピザ程度だろう。そこで、映画館へもっ
と人を集めやすいプロモーションが必要ではないかと思う。

1スクリーンあたりの興行成績をあげるためには、夜型へ移行せざるをえない。
平日の午前中の観客は非常に少なく、最終回の上映が18時台という劇場がほと
んどだ。これでは、平均的なビジネスマンやOL、学生では平日の鑑賞は無理だ
ろう。

まず、平日の営業を合理化し、終電に間に合うまでの興行を行うべきだろう。
最終回が21:00であれば、夕食を食べてからでも映画を見ることができる。し
かもレイトショウ価格があれば、平日の夜でも格安感がでてくる。またロード
ショウで映画を見るとDVD購入時に10%割引などのプレクーポン制度を導入し
てもいいだろう。

東急系の映画館では、映画の半券をもっていると提携レストランでサービスな
どが受けられるというキャンペーンもグループ会社でおこなっているが、これ
を映画を見る属性でタイアップできるキャンペーンもあるだろう。映画は配給
会社の宣伝は積極的であるが、映画客層の水平的なマーケティング展開は苦手
なようだ。

配給会社の映画サイトは非常に充実しているが、足を運んでお金を回収できる
劇場サイトとなると、とたんに貧相なサイトになってしまう。上映している各
映画館のスケジュールは電話で問いあわせしろという、ふざけたサイトも多い。
混雑具合の予想から、取り扱いフードメニュー、予約システムなど、いろいろ
とがんばれる劇場もあるが、一般の映画館では無理だ。

他の販売促進費をおさえても、情報化のためのASPサービスを提供し、いろん
なサイトにRSSで映画館の詳細データを提供し、映画館へ足を向けやすい努力
をしない限り、ホームシアターに映画館は勝てない。

1日の映画の日から、レイトショウ、22日のカップルデー、水曜日の女性1000
円デーなど、積極的なキャンペーンを告知していくためには、もっと映画の情
報やバナーなどで露出していかなければならない。何よりも、一か月の生活の
中に何度か映画館に足を向けたくなる習慣性を戻す必要があるだろう。

東京・飯田橋のギンレイホールでは、いつでも使える年間パスを、シングル
10,500円、ペア18,900円、法人・グループ(5人まで)31,500円、同伴者1名ま
で入場料が1000円になる特典などをつけている。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/ginrei/cinema.htm

ここまでいかなくても、平日フリーパスのような映画の年間チケットなどがあ
ってもいいのかもしれない。ガラガラの映画館よりも、やや混雑の映画館のほ
うが、見に行った気になると思う。

また、フードコーナーは利益率が高いだけに、工夫をしてもらいたい。せっか
くの映画なんだから、プレミアムなエスプレッソやカラメル・ワッフル、シナ
ボンなど、家庭やコンビニでは買えない映画館用のメニューを開発すべきだ。
BARがあってもいいほどだ。六本木ヒルズのポップコーンは、香りだけで欲し
くなってしまう。また、女性客には、ひざ掛けの貸し出しなどもあるので、フ
ルマッサージ機つきの特別席を開発するなど、まだまだ映画館でできるプロモ
ーションはあるだろう。映画のパンフレットと袋ものだけを販売していても人
件費にもならないのだから…。

そのうち、地方の映画館のコーナーに、タリーズシネマとかスターバックスシ
アターが登場する日もあるだろう。十分タイアップできる可能性は秘めており、
地域のエンターテインメント商業アグリゲイターとしての復活を期待したい。

気になるCM ベスト5選

■KNNエンパワーメントコラム by日刊デジクリ
気になるCM ベスト5選


HDが勝手に録画しているTV番組を見るだけで精一杯な日々だが、スポットで流
れる気になるCMを丹念に見直すことができるのも、逆にメリットなのかもしれ
ない。今回は、最近のCMで気になった作品を紹介してみたい。テレビで直接購
入に結びつくかどうかは疑問であるが、潜在意識や顕在意識に残ることはCMに
とっては必要なことだと思う。

【第5位】佐川急便 e-collect編

e-collectの上原多香子のCMは、見終わってからもしばらくとても気になった。
なぜならリップシンクが完全にあっていないから。外人のアテレコならば、あ
りえるのだが、日本人のしかも当人のリップシンクがあわないCMははじめてで
はないだろうか? CMは注目されればいいという発想であれば、ビックカメラ
の携帯のデジタル呼び出し音と同じで、下品なだけかもしれないがこちらはア
イデア賞もの! 

しかし、どういうCMプランナーの意図があるのかとても知りたくて気になる。
さらに、テレビなのに特記事項が6ポイントクラスの文字で明記されている点
だ。我が家の50インチプラズマハイビジョンディスプレイ(嘘!)でも文字は
判読不明だ。まだ、消費者金融の特記事項のほうが読みやすかった。明記さえ
していれば読めなくてもいいのだろうか?

【第4位】NTT DoCoMo FOMAパケット定額制 パケホーダイ
http://www.nttdocomo.co.jp/museum/cm_gallery/talent02.html

NTT DoCoMoの加藤あいさんがタクシーを呼ぶシーン。最初のシリーズでは、な
ぜか最後に「タクシー!」と加藤あいさんが呼ぶのは、定額制によって余った
お金で自由にタクシーが乗れることをイメージしていると思っていた。

しかし、そうではなかった。今回のシリーズでは、タクシーが定額料金だった
らということをイメージさせているCMになっている。しかし、タクシーが定額
制で走ってくれても、遠距離ならまだしも、近距離だとあまり期待できる効果
はなさそうだ。当然、パケホーダイも長時間のユーザーならまだしも、どのく
らい使うとパケホーダイがお得なのかがわかりにくい。

しかし、ヘビーユーザーならFOMAにしたくなることでしょう。ちなみにボクは、
京セラのオペラブラウザ搭載のH"AH-K3001Vを選択した。定額でどこでもCHTML
ではなくHTMLがブラウズできるから、ちっちゃなキーボードのないパソコンを
持ち歩く感覚だ。

【第3位】アディダス Impossible is nothing モハメッド・アリ編

娘のレイラ・アリとの対戦や、1974年のザイールをランニングするCM。ベッカ
ムやジダン、さらにイアン・ソープにマリオン・ジョーンンズ?もいるではな
いか!
http://www.adidas.com/campaigns/impossibleisnothing/content/home.asp?regionid=22&countrycode=us&country=us
映画「アリ」のプロモーションかと思ったら、実映像のアリの合成映像だ。こ
の手法は映画「フォレストガンプ」で登場したが、昨今の技術進化はすごいと
思う。1970年代のあのフィルムのあせた色質が見事に反映されているので、自
然に注目してしまう。このシリーズは、特撮とともにスポーツの変わらないス
ピリッツを伝えるアディダス社のポリシーを伝えるのにいい効果を与えている
ことだろう。しかし、最後のロゴをNIKEにしてもPUMAにしてもいいくらい差別
化されていない産業になってしまったようだ。

【第2位】クレラップ Newクレラップ

クレラップのワカメちゃんっぽい女の子(外島千夏さん、7才)。まるで映画
の「アメリ」そのもの。キャラクター名は、「クルリちゃん」っていうそうで
す。もう、色のトーンといい、髪型といいパクリそのものだけど、好感度は高
い。しかし、あまりに子供がまねをしそうなので、「食品包装以外には使用し
ないで下さい」との注意書きも登場している。そんなことはない。オークショ
ンで販売する書籍の包装にラップは欠かせない。機能を訴求するだけの広告か
ら、使っているほのぼのとしたシーンを共有したく、童心のいたずら心を刺激
させられるCMだ。おもわずリモコンやマウスなどにもラッピングしたくなった。

【第1位】P&G ハーバルエッセンス 機内編  
http://yes3.jp

ティザー広告のキャンペーンに引き続き、「yes! yes! yes!」の快感体験を訴
求するCM。なんで機内のトイレでシャンプーをはじめるのかが不思議? さら
にINTERCOM(非常呼び出しボタン)に触れてしまって機内放送モードになって
しまうことも不思議! 最後はご婦人が「私にもアレいただけます?」と機内
サービスでお願いする奇妙さ。

この現実ばなれした「快感体験」の訴求はいやがおうでも記憶に残ってしまう。
特に外国人女性の「yes! yes! yes!」は、男性の脳の中枢までも刺激してしま
う。永谷園のお茶漬けの「ズルッズルッ」の本能によびかけるシズル感をヘア
ケア製品にもってきたところがスゴい。

すぐさま「ドンキホーテ」で購入してしまい、バスルームで体験したが、「ye
s」は1回くらいだった。妙に香りがきつくて急いで使い終わるまで我慢してい
る。ちなみにサイトでは、あの着声がダウンロードできるというので、携帯で
喜びいさんでダウンロードしてみたが、見事に期待はずれ…。男性版のyesも
あったがこっちも…であった。

CMは製品とは、まったく別物として評価していくことも大事かもと思った。

マイケル・ムーアに学ぶ

■KNNエンパワーメントコラム by日刊デジクリ
マイケル・ムーアに学ぶ

カンヌ映画祭の粋な、はからいに久しぶりに感動を覚えた。

パルムドールと呼ばれる最高賞に、マイケル・ムーア監督の「華氏911」が選
ばれたからだ。マイケル・ムーア監督といえば、「ボーリング・フォー・コロ
バイン」で、銃についての痛烈な批判を行ないアカデミー賞のドキュメンタリ
ー部門やカンヌ映画祭の特別賞に選ばれた監督だ。

しかし、今回は、堂々の「パルムドール」だ。これは意味が大きく違う。今回
の映画のテーマは直接、ブッシュ政権に影響があるために、米国ではmiramax
で配給予定であったが、米国政府がディズニーに圧力をかけ、傘下のmiramax
に上映させないという手順を踏んでいた。

マイケル・ムーア監督は、その政府の手法をあえてその時に話題にせず、この
カンヌ映画祭で「米国民にこそ見てほしい」と、米国で上映できない旨を説明
し上映した。カンヌでの上映後、スタンディングオベーションは25分間にも及
んだ。もちろん、パルムド−ルの最長オベーション記録だ。

報道を規制されている米国メディアであっても、パルムドールを受賞した米国
映画をメディアで紹介しないわけにはいかない。カンヌ映画祭の米国に向けて
の、強烈なデシジョンにこそ、拍手を送りたい。

washingtonpost
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A48715-2004May22.html
NewYork Daily News
http://www.nydailynews.com/front/story/196241p-169380c.html
New York Times
http://www.nytimes.com/2004/05/22/movies/23canne.html?
ex=1085889600&en=17efd1572cfac16f&ei=5062&partner=GOOGLE

フランスの映画祭が単なる映画のトレーディングイベントに終わるのではなく、
米国政府の圧力によって封じられようとした風穴を、パルムードールを受賞す
ることによって見事にこじあけたのだ。

米国での上映規制は、米国民に、この映画へのさらなる関心をあおり、きっと
全米での公開にこぎつけることであろう。そして、さらに支持率が低下するブ
ッシュ政権に対してこの映画は、追い打ちを与えるに違いないだろう。いや、
決定打を与えてしまうのかもしれない。

今回のイラク戦争は、ベトナム戦争の頃の米国を彷彿させるようでもあり、一
年すぎても沈静化するどころか、来月になっても安定しそうにない状況である。
当然、自治を促す体制を邪魔さえしているようにも見えてくる。しかし、米国
民には、その現状は、メディアコントロールによってまったく見えてこないの
が現状だ。

「カメラ片手に突撃アポなし取材」という、破天荒な報道スタイル、今までに
ない報道手法が世界を動かし始めているのは事実であろう。

日本においても、日本テレビが小泉首相の訪朝前にスクープとして、テレビ朝
日が「コメ支援」の情報を流したことによって、規制がおこなわれたという。
そういえば、小泉首相の年金問題は、宇都宮市の発砲立てこもり事件と訪朝に
よる拉致家族解放の狭間で、すっかり「旬のネタ」から、はずれてしまったよ
うだ。

メディアは、小泉首相の運の良さを伝えるが、果たしてそうであろうか? す
べてが計算づくであってもボクは、おかしくはないと思う。もしも、マイケル・
ムーアが日本にいたら、どんなドキュメンタリーを作るかと考えてみた。

辞任を要求する野党も、小泉首相の代わりをキチンと用意してから、騒がない
と単なるお騒がせ政党に終わってしまうだけだ。ネガティブな批判で足をひっ
ぱりのではなく、与党よりも、いいアイデアや政策でチャレンジしなくては、
野党の勝ち目はないはずだ。

マイケル・ムーア監督の映画は批判だけにおわらず、解決策も示唆されている。
批判はできるが、解決できる手法がない某国の野党と大違いだ。しかし、解決
策が、わかっていながらも行動に移せない大国ほど、我が国はまだ病んでいな
い。大国病に感染する前になんとかしなければならないのではないだろうか?
 まずは、病気に汚染されていないメディアを嗅ぎ分けるリテラシーを個人が
持つ必要がありそうだ。

2004年6 月 4日 (金曜日)

blogによる販売促進「シルミド」


http://blog.goo.ne.jp/silmido/
検索エンジン大手のgooのgoo映画において韓国映画「シルミド」のSPのためのblogが立ち上がっている。映画は公開週の3日間が勝負なだけにTVスポットやポスターなどの宣伝以外の告知にblogが使われるのは面白い結果がでそうだ。
映画の宣伝・広告費は映画製作予算の1/3から1/5といわれる。大作であれば膨大な予算がかけられるが、それだけの予算をかけても公開後3日もあれば評価は日本中に知れわたるから、配給会社の宣伝マンは大変な時代となった。
映画が見終わった瞬間から、携帯で友達にメールをしたり、自分のblogに映画の感想を日記でつづるからだ。
反対に、作品に自信があれば口コミで人気をのばすことが可能だ。
今回の「シルミド」は、ソウルの全人口が見たといわれるほどの動員数を誇っているらしく、blogによる販促手法がとられるようだ。さて、一blogerの評価が気になるところだが、blogがコミュニティメディアとしての「媒体」として取り上げられたことはいいことだと思う。貢献した媒体になんらかの見返りが循環できるところまでいければ社会システムとしても機能することかとも思う。

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